この記事を開いて頂きありがとうございます。
みよしたかやと申します。 高知県出身の28歳です。
現在は東京で教育系のお仕事をしております。
プライベートの活動で、今年は年10回高知県で教育ワークショップをやると決めており現在絶賛進行中です。
高知の子どもが県内外、もしくは国外の色んな大人に出会う機会をつくることで、自分の好きなことや興味関心を知り、深めるきっかけを生み出したいと考えております。
そんな経緯もあり2024年4月20日に高知市で4回目の教育ワークショップを開催しました。今回は当日の様子について綴っていきます。
今回はボイストレーナーのフミフミさんを東京からお呼びして、声で表現することを楽しんでもらうようなワークショップを実施しました。フミフミさんと普段から共に様々な活動をしているアイちゃんにも一緒に参加してもらいました。
ワークショップ全体の流れとしては以下のような形
①オープニング
②ゲスト紹介
③アイスブレイク
④ボイストレーニング
⑤シナリオ作成
⑥シナリオ音読&収録
⑨全体共有
⑩ゲストからの一言
アイスブレイクではふみふみさんがセレクトしてくださった『はぁ?って言うゲーム』というカードゲームを使用。
プレイヤーが与えられたお題を声を使って表現し、他のプレイヤーがそれを当てるというもの。
カードに記されたシチュエーションによって声の表現方法を変えなければならないので意外と難しく、他のプレイヤーが協力して回答しなければならないためアイスブレイクにはうってつけのアイテムでした。
学級経営にもものすごく役立ちそうなので、教員時代に知っておいたら使っていただろうなと思えるほど面白いアイテムでした。
その後、ボイストレーニングではふみふみさんから良い声を出すためのコツなどについて話していただきました!
⑤⑥のコンテンツではChat GPTにプロンプトを入力することでオリジナルの桃太郎のシナリオを作成し、登場人物の心情になりきって音読を進めていくという活動を実施。
実際に使用したプロンプトのテンプレートは以下の通り。
子どもたちが考えた異なる性格特徴を持つ桃太郎と鬼のキャラクターに基づいて、創造的でユニークな対話を含む短い物語を生成してください。 各キャラクターの性格は以下の通りです: 桃太郎の性格特徴:[性格を入力してください] 鬼の性格特徴:[性格を入力してください] また以下の#ルールを踏まえた内容にしてください。 #ルール1:この物語は、子どもたちが朗読することを目的としているので、分かりやすさとユーモアを織り交ぜてください。 #ルール2:物語は、桃太郎と鬼が初めて出会ってから友情を築くまでの過程を中心に展開してください。 #ルール3:ナレーター、鬼、桃太郎の3つの役割に分けた物語を提案してください。 #ルール4:鬼と桃太郎にはそれぞれ5回以上のセリフを与えてください。 #ルール5:ナレーター以外の文には小学3年生が読めるように読み仮名をふってください。
人数が多いグループではその他のキャラクターも追加してもらった上でシナリオを作成してもらいました。
実際に作成したシナリオの一例を本ブログの後半に記載しておくので是非見てみて下さい!
シナリオ作成後に、各グループで役割分担し、早速音読練習。
それぞれの性格になりきって音読してもらいました。
その後、一度録音した音源をフミフミさんにチェックしてもらい各グループに個別にフィードバックを伝えてもらいました。
グループごとにフミフミさんから個別フィードバック
フィードバック後に再度各グループで音読→録音してもらい、全体で鑑賞会を実施。
各グループの創意工夫とフミフミさんの指導もあって、おどろおどろしい声で音読している子、エレガントに音読している子、お姫様のような声で音読している子などなどグループごとに全く異なる質感となっていました。
「え、そんな声出せるの!?」と驚くことばかりだったので鑑賞会の最中ずっと興奮していたことでした。
これまでのワークショップでも感じてきたことなのですが、子ども達の新たな一面を発見できる瞬間がとてもおもしろいです。
最後に、フミフミさんからボイストレーニングをやるようになったきっかけなどをお話ししていただきワークショップが終了。本来なら作成していただいたプレゼン資料を活用していただく予定でしたが相変わらず私のタイムマネジメントが上手くいかず後半ドタバタになってしまったため口頭でのプレゼンになってしまった点が大変申し訳なかったところでした。
そんなこんなで4月のワークショップが終了。わざわざ東京から高知にきてくださったフミフミさんとアイちゃんに感謝感謝でした。
フミフミさんは日頃からボイストレーニングの個別指導などを行なっているようなので興味ある人は是非連絡いただければ!人前でプレゼンしたりする機会が多い方(経営者の方とか)にうってつけかと思います。是非是非。
次回のワークショップは6月に演劇のワークショップを実施する予定です。また活動記録を綴っていきますので是非ご覧いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!