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執筆者の写真TAKAYA MIYOSHI

3月教育ワークショップ〜パーソナルトレーナー〜




はじめに


この記事を開いて頂きありがとうございます。みよしたかやと申します。高知県出身の28歳です。現在は東京で教育系のお仕事をしております。


プライベートの活動で、今年は年10回高知県で教育ワークショップをやると決めており現在絶賛進行中です。


高知の子どもが県内外、もしくは国外の色んな大人に出会う機会をつくることで、自分の好きなことや興味関心を知り、深めるきっかけを生み出したいと考えております。


そんな経緯もあり2024年3月17日に高知市で3回目の教育ワークショップを開催しました。

イベントには14名の親子が参加してくれました。今回は当日の様子について綴っていきます。


今回は高知市でパーソナルトレーニングジムを経営されているBeginning fitnessオーナーの堀川奨さんをゲストに招きパーソナルトレーナーという仕事を子どもたちに体験してもらうためのワークショップを実施しました。


ちなみに、こちらのBeginning fitnessには過去2年間ほど通わせていただきました。筋肉の動かし方を丁寧に教えてもらえるので、独学で筋トレするより遥かに効率的に鍛えることができるのでおすすめです。あと、トレーナーみんな良い人。


当日の流れ

主な活動としては、

①企画説明

②アイスブレイク

③ヒアリング活動

④トレーニングコース設計

⑤トレーニング実践

⑥ゲストからのプレゼンといった流れ。


まずアイスブレイクを済ました後に子どもが大人とペアを組み、大人の体の悩みをヒアリング。次に、トレーニングブック集から相手の悩みに合ったトレーニングメニューを子どもが6つセレクトし、コース設計。

その上で、大人のトレーニングコースを周り、子どもがトレーナーとして伴走するという流れでした。


相手のニーズに合わせてトレーニングメニューを提案し、トレーニングをサポートするというトレーナーのお仕事をしっかり体験するために、このような設計になったのでした。


ヒアリング

自己紹介やアイスブレイクを終え、大人と子どものペアを発表し、まずは子どもが大人にヒアリングタイム。以下のようなワークシートを使って、体の悩みや鍛えたい部位をヒアリングしてもらいました。



「腰が最近痛い」「足を細くしたい」「福山雅治になりたい」などなど大人から意見を聞いてはワークシートに頑張ってメモメモ。私自身も「なかやまきんに君みたいになりたいです。」としれっとペアの子どもに回答。ペアの子の顔はキョトン。




ヒアリングを終えたものの、トレーニングメニューが分からないことにはコースの提案ができないので、堀川トレーナーからトレーニングメニューの簡単なレクチャータイム。


堀川トレーナーに事前にトレーニングブックを作成していただいていたので(感謝すぎる)、その中のメニューを簡単にレクチャーしてもらい、体をどのように動かせばいいのか子どもと大人がまず理解。


トレーニングコース設計

その後、子どもたちはどのような観点でコースを作成すればいいか、堀川トレーナーからアドバイスをもらいコース作成スタート。

ここでは、子どもたちにトレーニングメニュー選びとともに、実施回数も設定してもらうようにしていました。

トレーニングメニューには事前にメニューごとの目安回数は記載しておりました、ヒアリングをもとに柔軟に変更していいように設計。


結果としてヒアリング時点で「最近腰が痛い」という意見を大人から聞いていた子どもは、腰に負担をかけないようにという配慮のもと目安回数よりも少なめにメニューを設定するなど、意図のある自己決定を各々がしていたのでゾクゾクしながら現場を見守っておりました。




堀川トレーナーからのアドバイスもあり、無事メニューを完成させた子どもトレーナーは大人に対してコースを提案。そして実践へと移っていきました。

結果として大人のトレーニング回数を大きな声で数えたり、横で一緒にトレーニングに付き合ったり、大きな声で応援するなど、多種多様な形で子どもトレーナーが大人のトレーニングをサポートしていました。

出番前の子どもと大人もトレーニング実践中のペアを応援したり、熱量に包まれた温かい空間が出来上がっていました。



私は「なかやまきんに君みたいになりたいです」と伝えていたおかげ?でとても厳しいメニューを子どもトレーナーに与えてもらい、無事に筋肉痛に至ることができました。私の意見を加味してくれたトレーナーに感謝(びっくりするくらい大汗かいた)。

1回目のトレーニング実践が終わった後は、トレーナーがペアの大人に再度ヒアリングし、ヒアリング内容をもとにコースを修正し再度メニュー提案→実践へと移ってもらいました。




2回の実践を通じて、「相手のニーズに合ったメニューを考え提案する」というトレーナー体験をしてもらいたかったので、目的は達成できたのではないかと。


そしてトレーニング後は、堀川トレーナーからのプレゼン。トレーナーとして起業しようと思った経緯や、起業してからの経緯、今後の展望などについて話してもらいました。最後に「どんな道でも正解をつくるのは自分」と子どもたちにメッセージを伝えてもらい、全体が終了。




分かりやすさがありつつ、とても熱量を感じられるプレゼンだったので後ろで聴きながらこれまたゾクゾクしていたことでした。多分一番ワクワクしながら聴いていた自信がある。


やはりイキイキしている人を見るのは楽しいです。このイキイキ感が子どもたちにも伝播していけるように子どもが沢山の大人と出会える機会を高知でもっとつくっていきたいです。


今回のワークショップを終えてみて

そんなこんなで無事3回目のワークショップを終えることができました。

今回は時間内に全ての活動を終えることができたので、まず一安心でした。そして、内容としては相手のニーズを加味した上での自己決定を機会として取り入れることができたので、子どもたち自身がしっかりとアウトプットをすることができたのではないかと思います。


また、普段子どもたちがなかなか出会う機会がなさそうなパーソナルトレーナーという仕事に出会えたことで、今回参加してくれた子どもたちの将来の選択肢を一つ増やすことができたのではないかと思います。


堀川トレーナーは高校3年間同じクラスで卒業後も仲良くしてもらっていたのですが、まさかお互い28歳になってこのような形で一緒にワークショップをできるとは思ってもいなかったので色々と不思議なものだなとしみじみ。


忙しい中にも関わらず今回のゲストオファーも快諾してくれ、企画段階から一緒にアイデア出しをしてくれたおかげで、子どもたちがとても能動的に参加できるワークショップをつくることができました。ただひたすらに感謝。


高校の頃からひたすらに行動力のある人でしたが、今もなお衰えることなくむしろ突き進み続けているので、彼から学ぶことは沢山です。


ワークショップを通じての学び

3回ワークショップをやった現段階の自分の学びとしては「三人寄れば文殊の知恵」という諺は真だなということですね。

当たり前なのでしょうが、自分一人で「どんなワークショップがいいかな〜」と考えを巡らせても良いアイデアが全然浮かばない。複数人で雑談ベースでアイデア出ししている方がよっぽど良いアイデアが浮かぶなと実感していることです。


今年、「教育ワークショップを高知で10回やりきる」という目標と共に「人に頼る」という目標を立てたんです。自分一人で何かチャレンジしようとしては全然うまくいかず途中でやめてしまうということがこれまでの人生の中で何度も何度もあったので。


今年は人にたくさんアドバイスをもらったりする中で自分のやりたいことを追求していこうと。まだまだ、「人に頼る」ということへのストレッチ度が足りていないような気もします。


しかし、ワークショップの企画を練ったり準備を進める中でそこの経験値が少しずつ増えているような感覚です。引き続き頑張らねばです。


もちろん、人に頼れることに胡座をかいてはいけないので謙虚であると共に恩返しができるようにならなければならないのですが。今回も当日の参加者だけでなくプロジェクターを貸してもらったり企画へのアドバイスをくれたり協力してくれた方がたくさんいたので感謝です本当に。


ダラダラとかいてしまいましたが、4月以降もワークショップをやり続けていきます。

「ワークショップのための事業収入全然つくれてないな」「個別のプロジェクト伴走とかやりたいな」「中高生向けの留学相談座談会やりたいな」「高知の企業から教育寄付金みたいなの募って子どものやりたいことサポートしたいな」「助成金応募したいな」

とかやりたいことが沢山ある割に進みきれていないという実態もありますが、健康第一で頑張っていきます〜。みなさん色々相談乗ってください〜。


あと、ワークショップゲストに相性良さそうな人いたら是非繋いでいただけると幸いです!

4月はボイストレーナーを呼んでワークショップです!さてどうなる!?では、また次回!

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